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リチウムイオンバッテリー 航空機での輸送について

様々なロケ地へ常に移動を繰り返す映像クリエーターにとって、国から国へ、あるいは空港から空港へカメラ機材を輸送するのは、簡単な事ではありません。その中でも特にバッテリーの輸送については、輸送ルールの把握が不十分な状態では、空港の警備を通過する際にトラブルに見舞われる心配があります。
バッテリーを輸送しながら移動する際に起こり得るトラブルの発生を軽減させるため、アントンバウアー製品のプロダクトマネージャーであるアンドリュー・バトラー氏が注意点を説明いたします。

問:リチウムイオンバッテリーの輸送にまつわる現在のルールは、どのようになっていますか?
アンドリュー・バトラー氏(以下AB):IATA(The International Air Transport Association:国際航空運送協会)は、物品の空輸に関する規制を設定しています。まず概要として、物流サービス業者を利用した輸送を行う場合は、リチウムイオンバッテリーの充電量を定格の30%以下まで放電させた状態としなければなりません。
また、リチウムイオンバッテリーなどの危険貨物は、航空旅客機の貨物室内に積載する事ができないため、預け入れ荷物内に入れることができません。しかし手荷物として運ぶことは可能であり、その際はTSA(Transportation Security Administration:米運輸保安局)保安検査の対象となります。物流サービス業者による輸送と異なり、手荷物として航空機で輸送するバッテリーは100%充電されていても可となります。

問:リチウムイオンバッテリーは手荷物として幾つまで輸送することができますか?
AB:容量が100[Wh]以下のバッテリーについては、規制上は個数の制限はありません。しかし航空会社によって独自の方針を掲げている場合があり、注意が必要です。容量が100[Wh]を超え160[Wh]以下であるバッテリーに関しては、バッテリーを使用する機器1台に装着されたもの1つ、および予備を別途2つまで輸送することができると規定されています。(各航空会社の独自規定により、預け入れが受け付けられないケースがございます。)160[Wh]を超えるバッテリーを手荷物として輸送する事は禁止されており、物流サービス業者による輸送が必要となります。

問:この規制はいつから有効になりましたか?
AB:2017年の1月から有効になっています。

問:新規制はあらゆる輸送方法が対象となっていますか?
AB:いいえ。基本的に、リチウムイオンバッテリーの海上や陸上での輸送は規制の対象外です。

問:アントンバウアーでは、このIATAの新規制に対してどのような取り組みを行っていますか?
AB:IATAの新しい規制に対し、製品ユーザーの方々の利便性を高めるための新しい手段をご用意しております。それは、パフォーマンスクアッドチャージャー搭載された「バッテリー放電機能」です。本機能を使用する事により、バッテリーの残量を物流サービス業者による輸送に適したレベルにまで自動的に放電させることができます。

問:本規制に関する詳細情報は、どこで入手できますか?
AB:バッテリー輸送に関する最新情報は、IATAのホームページ(英語)で入手可能です。
IATAホームページはこちら

以上

Ultimate2575Dフルーイドヘッド 製造過程を追ったショートビデオ

オコーナーのフルーイドヘッド「Ultimate 2575D」のメインボディを製造する工程を記録したショートビデオ(3分37秒)をご覧ください。
→YouTubeへのリンクはこちら

OConnorのフルーイドヘッドは、最新の特殊成型技術に代表される機械製造技術から、5,000年以上前の古代エジプトで発明された鋳造技術まで、様々な技法を駆使して製造されています。
メインボディとは、あらゆるパーツが取り付けられるフルーイドヘッドの中心部です。流体ドラッグ機構やパン/チルトベアリング、あるいはカウンターバランスメカニズムを組み込む基礎となります。

このビデオは、高温に加熱され溶解したマグネシウム合金の鋳塊(インゴット)と、複雑な形状を持つ砂鋳型の場面から始まります。オリジナルの型から作られた製造用の砂鋳型に合金を流し込み、その後冷えて固まった鋳物を取り出す際には砂鋳型を破壊しなければなりません。続いて不要部分を削り取った後、加熱により機械強度を高めてから切削加工を施します。その後ハイスピード水平NC加工機による高精度の加工を受け、厳格な品質検査を経て次工程に移されます。
表面加工工程では、マグネシウム合金の腐食を防ぐための表面コーティングやエポキシ塗装が行われ、最終組み立て工程を経て検査工程に移されます。

フルーイドヘッド全般 パン・チルトブレーキの正しい使い方

画角を連続的に移動させながら動画を撮影する場合、パンおよびチルトの滑らかな動きは映像の質を左右する重要な要素の一つとなります。フルーイドヘッドでは、パン/チルト操作時の移動速度(粘りの程度)は、パン/チルトドラッグダイヤルで設定します。
一方、パン/チルトの動きを制御する機能には「ブレーキ」もあります。しかしブレーキは、フルーイドヘッドの動きを任意の位置で「固定」するために使用するものです。ブレーキは、完全にかけた状態(固定)もしくは完全に緩めた状態(開放)のいずれかに設定するのが原則です。
ブレーキが完全に開放されない「半固定」の状態でヘッドをパン/チルトさせると、内部のブレーキディスク部とブレーキネジの間で継続的に摩擦が発生し、異音の発生や部品の劣化が発生する恐れがあります。パン/チルトブレーキを、ヘッドの動きの粘り具合を調整するために使用するのはお止めください。

フルーイドヘッド修理対応終了製品のご案内

下記のヴィンテンおよびザハトラー製フルーイドヘッド4製品の補修部品供給終了に伴い、修理対応を終了させていただきます。

1.修理対応終了製品:

 ブランド 製品番号 製品名 販売時期
1 Sachtler 1800P Video18Plus 1993年~2006年
2 Sachtler 2000P Video20Plus 1993年~2006年
3 Vinten 3354-3 Vector70 1994年~1998年
4 Vinten 3354-3H Vector70H 1994年~1998年

 

2.修理受付終了日:

2017年12月31日(予定)

※補修部品の在庫状況等の事由により、対応終了時期が前後する可能性がございます。


3.お問い合わせ先:

ヴァイテックビデオコム株式会社 サービスセンター

お電話:03-5777-8040

受付時間:10:00~17:00(土日祝および弊社の定める休日を除く)